僕が大好きな奥野さんだ。なんだかんだあって1回しか行けない公演である東京昼で、奥野さんのソロパートを引き当てたのだ。笑いながら泣いていた。魂が救済されるビジョンがはっきりと見えた。

子どもの頃は賢くなければ人に騙され損して死ぬのだと親に教えこまれて、でも周りの子たちが本当に頭が良かったから僕は愚かに野垂れ死ぬに違いないとビクビクして暮らしたものだけれど、いざ大人というものになってみれば、賢さに関係なく概ね人は人を騙そうとして社会が回っていて、損をするといっても大抵はお金がちょっと減るくらいのもので運の善し悪しでしかなく、なによりも賢いかどうかと人生が楽しいかは全く無関係なことがビックリだった。
バカなのに最高に楽しそうな人を見る度、「おお、スゲェ!」って今でも思ってしまう。(バカもそれ以外も人間押し並べて楽しい方が良いに決まっているのにおかしな話である)

この僕の中の”賢くなければ感”は、父から受けた呪いであり、いくら僕がバカらしく人生の岐路を直進しても鳴り止むことはない。
これは田舎から東京に出てきた父親の見た社会観のコピーなのだから時代遅れも甚だしいが、僕の人生をメチャクチャにしたのが田舎の期待を背負い山を売った金で一浪して東京に出てきた父親の新卒意識高い拗らせ病の後遺症であるという事実は本当にひどい話だと思う。
確か父は今月誕生日で、そう言えばそろそろ死んで欲しいなとふと思い出したので日記に書いておく。

– 数年前から糖尿病らしいからバースデーケーキ送ってやった

「私が確認しておきたいのは『人はもともと幸せでなければ、決して幸せにはなれない』という覚悟について。
 貴女は彼が太陽のようだと言ったけれど、そんな善人にこそ、もともと幸せな女が突如現れ結ばれてしまうもの。そう、それこそ自動的にね。
 それなら、引き摺り降ろしてあげたらいい。
 彼を。貴女のところまで。
 あの紅い夕陽みたいに」

– 『月塞路子の恋愛丁字路』 - 御影月悠依

レビュー対象商品: アイドルマスター2(仮称) (Video Game)
過去、幾多のファンサブ型コンテンツがありました。
過去15年、私はそれに付き添ってきました。

ときめきメモリアルを愛しました。 1にて最盛期を迎え、2で衰退し、3で崩壊し、GSで蘇り、4にてそのブランド力を取り戻せた、 不死鳥のごときタイトルです。

センチメンタルグラフィティを愛しました。 発売前に狂騒し、発売後の暗黒太極拳にて崩壊し、2にて滅亡した、 バブルのごときタイトルです。

サクラ大戦を愛しました。 1にて勃興し、2で完成し、3で発展し、4で小さく完結し、5にて失墜した、 広井ブランドの限界そのものがごときタイトルです。

シスタープリンセスを愛しました。 誌上にて燃え上がり、ゲームにて燃え盛り、アニメにて(個人的に幻滅しつつ)燃え広がり、 やがてゆるやかにその火が消えていった、 唯一、平穏な衰亡を迎えることができた、灯火のごときタイトルです。

そしていまここに、 アーケードより支えられ、360版によって広がり、 ニコニコ動画によってその名を確たるものとし、 SP、DSによる展開で困惑させられながらもその愛を注ぎ込まれた作品の、
アイドルマスターの待望の2作目が、 発売する前に、爆散し、燃え尽き、灰となるのを、 いまこの目で見、心で痛感しています。

愛しています。この、どうしようもないオタクたちが群がる、 まったく成長しない、男が女を愛することを決してやめないのと同じような、 人類の業そのもののようなコンテンツたちを、私は愛しています。

そして愛ゆえに憎むのです。愛ゆえに裏切りに苦しみ、嘆き、悲しみ、憤り、涙するのです。
制作陣からコンテンツへの愛をまったく感じません。
そして愛のない作品は早晩、いえ発表と同時に潰えたのです。

アイドルマスターは、死にます。
誰が殺したのかは、もう誰もがみな知っています。
伊織をかえせ。

家で事務仕事してたら春休み中で暇な4歳女児が「私と遊ぶのとお仕事するのどっちが楽しいと思う?」って聞いてきた。ちょっとメンドクサイ女だなって思った

それなりにカネを稼いで、それなりにカネを使う生活ってのが一番恐ろしいよな。ファイトクラブで警鐘を鳴らしてるのはまさにそこ。すぐに生ける屍になっちまう。
ほら、所有の概念が物質に犯されてるだろ。おっさん、そんな人生でいいのか?
時間と金を貫流させるためのメディアになってんだよ、人間が。そいういやつをゾンビと呼ぶのさ。
その手の人間が一番臭い。ホームレスよりずっと臭い。腐臭がたまらんね。
神はあなたにミッションを与えなかったか?

「本当は僕自身がフリフリの服を着てみたいけど流石に勇気がないから妥協策としてフリフリの服を着た女の子の絵を描いてる」と母に趣味を打ち明けたら「妥協するな」と言われた。

「つらい時がある。でも今日みたいにみなさんの笑顔が見れるから頑張れるんです」

彼女はひとりきり、壇上で言った。

「だけど私には、これしか出来ることがないから」

目を伏せマイクを握り直す。
同期たちと並び演じてみせる、キャラクターの力を借りた虚勢のしたり顔ではない。その瞬間、彼女は本来の後ろ向きの不安を覗かせていた。

「いつだって恩返しをしたいって思ってるんです。だけど、いつも応援をもらってばかりで……」

客席は困惑した。
なにしろ、今日はみな、彼女の歌を聴きに来ている。期待している。

けれどそれは、想像を絶する重圧だったのかも知れない。
下積みの3年間、彼女の頭上には常に自分自身の約束された未来が輝いていた。しかし昼も夜も同じ明るさで太陽が照りつけていたなら、人は安息を得られるだろうか。

ともあれ「自信がない」と、デビューイベントという晴れ舞台でハッキリ言ってしまうのが彼女なのだ。
完璧主義の、悲観主義者……。
だから彼女はいつだって「大丈夫だ」と言って欲しいのだ。
”自分”をこじらせたまま進んで来てしまった人間特有の”どうしようもなさ”。
全てを包み隠さず真正面からぶつけてくるそのストイックさ。
共感する。
愛おしい。
最高に、かっこいい。

彼女は落ち着きを取り戻すべく、大きく何度も深呼吸する。
目を閉じる。照明が落ちる。
マイクスタンドが光る。青色の一筋が闇に浮かぶ。
彼女が大好きだといつも身に付けている、そらの色だ。
そうしてホール中に震える音階。
外気を激しく揺らす雨よりも風よりも、立ち向かう彼女の歌声は力強かった。

– Skyreach

嫌いなものを語る時のあなたはいつも嬉しそうで生き生きしていて、なんだか私まで嬉しくなっちゃって だからこの世があなたの嫌いなもので埋まりますようにって神様に祈ったの

胸から手を離し、恥ずかしさから顔を隠すボク。
それをみつめニヤける彼女。
えぇ~そんな反応するんだぁ~♡

日々、黒沢ともよ嬢に嬲られたい。久保田未夢嬢に弄ばれたい等とほざいているボクは、年下ガールに責められたいという願望をパトスの奥深くに秘めている。
それをモノの見事に射抜かれ那須野与一も茫然自失。